リーダーのためのキャリアップ研修

こちらのご依頼は「次世代リーダーのためのキャリアップをしていきたい。とくにマナーをメインにして研修を実施したい。」とのご要望でした。マナーという表現も広いですが、一般的なビジネスマナーと社内のマナー(モラルやルール)を認知してもらう方向の研修カリキュラムとしています。

対象者が「リーダー」ですので職歴が5年以上の方々です。新入社員向けのビジネスマナーを振り返りつつ、自社オリジナルマナーをケーススタディ化していきました。ご担当者に「困っていること」「伝えたいこと」をお尋ねしてケーススタディにしています。

まずはキャリアについて、「仕事」「自分」「家庭」それぞれのキャリアの中から、今回は「仕事」に関してのキャリアの棚卸しをしていきます。

仕事のキャリアを見直す。まずは企業人として役割や一般的なビジネスマナーについて振り返ります。

次に後輩キャリアサポートのための「育成のための3つのポイント」をご紹介。ここでケーススタディを考えてもらいました。事例は、わたくしが想定し、お客様の上司から「こうあってほしい」という内容をヒアリングし、わたくしが精査して回答例を作成しています。普段は忙しくしているリーダの方々が、じっくりと考えることがなく、皆さん難しかったようですが、発見が多かったとのご感想をいただきました。

次に、チームビルディングに付いて紹介とチーム形成のゲームを実施して自己の行動を振り返ります。ゲームはわいわいと盛り上がりました。

最後に自己ビジョンを作成して終了です。ビジョンを図解化してきましたので、こちらも楽しそうに演習されていました。時間がタイトになってしまったので、出来上がったものは拝見できず、後日送っていただくことにしました。

最後に感想を聞きました。
「ケーススタディを実施したことで、後輩がこんな状態だったかもと振り返りができた。」
「チームをつくることは、自分だけではなく周囲とかかわっていく大切さが感じられた。」
「一日があっという間だった。同じ役割の人たちと、意見交換できるのは貴重でよかった。」
など。

社員の良さを活かしながら、一層モチベーションを高めるために、そっと背中を押してあげることができるのが、自社オリジナル研修の良さです。

紫陽花の咲くころ