看護師向け情報科学のオンライン授業

気がつけば再び春がやってきました。
今年は例年とは異なり、コロナのため研修実施ために対策が講じられています。
そんな中、オンライン研修実施の際の準備について書いておきます。

4月に入り、出講している看護学校から「オンライン研修を実施する際に、何が必要でどうすればよいのでしょうか?」とご相談をいただきました。
授業を実施するために必要なミーティングツールはZoom、Webex、Meets、Teams。。。などがあります。また、看護学生は全員がメールアドレスもパソコンも持っているわけではありません。

まず、メールアドレス作成のために、レンサバをご紹介(さくらサーバー)し、ミーティングツールは、ヘルプや使い方がWeb上に豊富なZoomを推奨しました。

わたしは、学校が作成したメールリストをもらい、情報科学授業の案内として、ZoomのURLを記載したメールを一斉送信します。また、手元のZoomの設定は「待機室」「非言語フィードバック」「チャット」「画面共有」機能を設定しておきます。

5月に入り緊急事態宣言下、最初のオンライン授業実施。時間前に待機室に学生さんが並びます。しかしながら、自由に名前をつけている子もいて、出席が取りにくい。。。
講義は、最初にZoomの使い方、ブレイクアウトセッションルーム、名前の変更などをスライドで説明します。
カメラとマイクはオフ。ブレイクアウトセッションルームのときはオンにしてもらいます。授業は2単元、間に休憩をいれます。時々、回線が弱い学生さんが退出したり、再入室したりします。授業の講義内容はすべて録画して、あとでYoutubeに限定公開し、自由に閲覧してもらうようにしました。また、効果測定と出席のために、ミニテスト(Google Form)で作成して実施してもらいました。

このように座学部分はオンライン授業4回実施することができました。しかしながら、パソコンを持っていない看護学生さんには、ハンズオン授業はパソコンが必要で、学校の情報科学室で開催することになります。

外は春らんまん